みなさん『NFT』って聞いたことありますか?
最近ちょっと話題になっています。
『NFT』とはいったい何なのでしょうか?
この『画像』の値段は?
さて質問します
この画像いくらすると思いますか?
正解は・・・
今現在の価格で・・・
約1500万円
です笑
画像が1500万円!?
なぜ「画像」が高額なのか?
じゃあこの絵を使用している僕は1500万円払ってこの「画像」を購入したのでしょうか?
答えはNOです。
僕はこの画像をコピーして貼り付けただけです。
実はこの絵には「所有権」が存在しています。
つまり誰かが「所有」しているものなんです。
新しい技術を使って『画像』そのもに「所有権」をもたらしています。
つまり僕は「所有権」を持っていないので僕のものではありません。
これまでインターネット上の画像に「所有権」という概念は存在しませんでした。
だってそうですよね?僕のように画像をコピーして貼り付けるのは誰でも簡単にできてしまいますから!
もちろん著作権はあるので著作物を無断で使用することはできませんが・・・
これまでは世界中の人たちが無数に画像を保存、貼り付け、をするのでインターネット上にある画像はどれが「一番最初に貼られたオリジナルの画像」かなんて判断することはできませんでした。
しかし、この技術があればそれができます。
どれが「一番最初に貼られたオリジナルの画像」かを判断することが出来るのです!
いくらこの画像をコピーして貼り付けても1500万円なんて値段はつきません。なぜならそれが「偽物」だとわかるからです。
1500万円の値段がつくのは「本物」だけなのです。
どんな技術なのか?
では新しい技術とはなんなのか。?
結論から言うと
ブロックチェーン
です。
仮想通貨とか暗号資産とか言われるアレです。
この言葉が出てくるだけで一気に胡散臭くなります笑
しかし、去るのは待ってください笑
この技術、未来を変えます。
ブロックチェーンを一言で言うと
おおやけになっている帳簿台帳というところでしょうか?
その台帳がインターネット上にチェーンのように繋がっています。
そのチェーンの先には個人の「ウォレット」があります。
「ウォレット」とは「財布」のことです。
インターネット上の個人の「財布」です。
そしてそれが全て公開されています。
もちろん財布の中身までもが筒抜けです。
例えば次のことは公開され、みんなにわかる仕組みです。
※例1 Aさんがビットコインを100万円分購入した。
※例2 Aさんの「財布」からBさんの「財布」にお金を送金した。
※例3 Bさんがそのお金を使ってあるNFT(画像)を買った。
※例4 BさんがCさんに買ったNFT(画像)を売った。
これらのお金の流れが日本中、いや世界中に筒抜けになってしまいます笑
危ない感じがしますね
でも大丈夫です!
わかるのはお金の流れだけでその流れの中の「財布」の持ち主まではわかりません。
お金の流れが全世界に筒抜けなわけですから、不正ができなくなります。
お互いがお互いを監視するような感じですね。
この話は深掘りすると終わりが見えないのでこのくらいにしときます。
NFTの可能性
では「NFT」で一体何ができるのでしょうか?
ぶっちゃけていうと「NFT」黎明期と言える今現在「使い道」に関してこれだ!!と確立されたものはありません。
というか正解がまだ見つかってないというか・・・王道がないというか・・・
まぁその中でも例を挙げるとすると
- コレクション
- SNSのアイコンにする
- コミュニティの入場券にする
- 電子チケットにする
- お金を稼ぐ
- 企業が資金調達に使う
とかでしょうか
コレクション
はい。
集めて、観て、鑑賞して楽しみましょう!
世界にたったひとつあなただけの「所有物」です。
SNSのアイコンにする
自分が所有しているNFTをプロフィール画像にして、周りの人に自慢しましょう。
服や、アクセサリーなどと同じ意味です。
いわば「デジタルファッション」です。
コミュニティの入場券にする
これも新しいですねー
少し前に流行ったオンラインサロンなんかの入場券などにもできます。
例えば・・・
自分が発行したNFTを買ってくれた人で参加できるコミニュティなんかも作れます。
さらにそのコミュニティは同じ種類のNFTを持っている人の集まりになります。
なので信用度の高いコミュニティになりますね!
何かのNFTプロジェクトを作成する→そのNFTをみんなに買ってもらう→そのNFTを持っている人が集まるコミュニティを作る→同じ方向性を持った人たちのコミュニティができる→様々なプロジェクトが生み出される
といったことも考えられます。
電子チケットにする
リアルイベントのチケットをNFTで発行します。
偽造不可です。譲渡不可、もしくは個人情報との紐付けなどを使えば転売防止に利用できます。
お金を稼ぐ
NFTを買って値上がりしたら売って儲けましょう
株式投資なんかと同じです!
NFT投資!
企業が資金調達に使う
これまでの資金調達といえば「株式上場」が主流でした。投資家に株券を買ってもらって資金を調達する。
会社が儲かれば株券を購入した人たちに還元するという日本では100年以上続く制度です。
この制度を考えだした人は常軌を逸した天才ですが・・・
株主の立場が強くなってしまうというデメリットもあります。
また、上場なんてどんな会社でもすぐに出来るわけではないですし、手続きも面倒です(泣)
そこで登場するのが、「NFT」
会社が発行するものを「株券」から「NFT」に変えるのです。
するとあら不思議・・・面倒な手続きや株主から開放されます。
日本でもただの個人が一晩で数千万円の資金を調達したプロジェクトなんかも存在します。
夢がありますねー
まぁ企業がやる場合はそれなりの準備が必要です・・・
「NFT」を発行して、売って、資金調達して、はい終了では買った人たちは
HAAAAAAAA!?
となりますよね笑
それでは会社としての信用を失ってしまうので微妙です笑
もちろん税務上の問題などもあります。
しかし、株式上場よりは圧倒的に手軽に!?資金調達が可能です。
近い将来株式会社の形態は大きく変わるでしょう。
まとめ
ここまで「NFT」の解説をしてきましたが、結構難しいと思います。
僕も実際「NFT」を触ってはいますが、
「うーむ」
という感じです。
技術的にはすごくて、将来的に普及するのはなんとなく想像できるんですが、実際触ってみると今ひとつしっくりこないです。
黎明期ってこんなものなのですかね?
自分の体験談ですと
電子書籍は絶対いやだ!と思っていたし・・・
ゲームを買うときはダウンロード版はいやだ!と思っていました。
しかし今はどっちもフル活用しています笑
とはいえ「NFT」の説明だけだとアレなので笑
次の機会で「NFT」プロジェクトの紹介をします!!
僕は素人なので 素人目線での所感ですが・・・
そして最後に、一番はじめにあげた画像・・・
実はある有名人が所有している「NFT」です
さて一体誰の所有物でしょう??
正解は・・・
また次回!
じゃあまた!