みなさんこんにちは
今日はおすすめの映画を紹介します
急におすすめする理由はみなさんに観てもらいたいからですw
紹介する映画は『グリーンブック』という映画です。
ストーリー
この映画は
高貴な黒人がいく先々でいろいろと問題を起こす映画ですw
時代は1960年代のアメリカ。黒人差別が色濃く残っている時代です。
主人公は1人の黒人と1人の白人です。
この黒人は高貴な黒人で有名なピアニストとして全米で名の知れた有名人です。
全米を回るツアーに同行する運転手を探していました。
仕事を探していた白人がこの仕事に就くのですが、この白人は差別主義者であり「黒人」を人種差別的な目線で見ています。
この時代はこのような人が多かったと思うと悲しいですね。
そしてツアーが始まりますが、この黒人が様々な場所で「差別」という迫害にあいます。
世界的に有名なピアニストですので、ツアーで回る先は地方の貴族の家や大きいホールなどです。
そこで白人を相手に演奏をするのですが、演奏を聴いている時はこの黒人に敬意を払って接しています。
しかし演奏が始まる前の控え室が掃除用具入れの部屋だったり、使用するトイレが黒人専用の汚いものだったり所々で人種差別を感じてしまうものになっています。
白人たちはこの黒人を認めているのではなく、この黒人がもつ音楽家としての「才能」を認めているのです。
この国のこの現実を見て同行する白人は徐々に心を動かされていきます。
自分も無意識に人種差別をしてきたけど、同行する黒人の生きづらさ、苦しさを見て、いてもたってもいられなくなります。
またこの黒人は旅の途中で様々な問題を起こしますw
夜1人で出歩いてバーに行き、白人に絡まれたり。
サウナ?みたいなところに行ってゲイであることがバレ警察に連行されたり。
日頃の差別によるストレスを発散したいのか、この国の現実に少しでもあらがいたいのか。
結末
いろいろな困難を乗り越えながら2人の旅は終わりに近づきます。
この頃には2人の中はすっかりよく、運転手の白人も差別主義者ではなくっています。
この黒人を1人の人間として友人としてみています。
2人はツアー最後の演奏のためにあるホテルを訪れました。
このホテルでもまた差別を受けてしまいます。
演奏の前に食事をしようとホテル内のレストランに向かいました。しかし昔からの伝統で黒人はこのレストランには入れないと言われてしまいます。
これまでならばまたか・・・と引き下がっっていましたが、ここで同行者の白人が猛抗議します。
黒人もまた、強気でそんな対応ならばこの場所で演奏はしない。このまま家に帰ると
ホテル側もなんとかなだめようとしますが、2人は引き下がらずこのまま演奏をせずに旅を終えるのでした。
帰宅した日はクリスマスイブでした。
白人が家族と過ごせるように黒人は気をつかい、早めに家に帰してあげました。
ここで白人が一緒に過ごさないかと黒人を誘います。
一緒に旅をする前だったら絶対にあり得ないことです。
黒人は家族の時間を邪魔してはいけないと思い最初は断りますが、豪邸に1人でいるのに悲しくなり、結局はこの「友人」の家に向かい一緒にクリスマスパーティーをするのでした。
黒人を家族に「友人」だと紹介する白人に黒人は感激するのでした。
感想
この映画。題材自体は悲白人の差別の時代を描いたものなので珍しくはないですが、なぜか異常に面白いです。
物語のテンポもよく、トントンと進んでいくのですが、一つ一つのエピソードに重みがあり2人の感情の伝え方もわかりやすいです。
あっという間に2時間が過ぎました。
この時代にアメリカで何が起きていたのか、差別がどれだけ悲惨なものなのかを知ることができるのもいいです。
これは教育映画として、学校の授業として子どもたちに見せた方がいいんじゃないでしょうか?
そう思うほど心を打たれてしまいました。
ちなみにグリーンブックとは
自動車で旅行する黒人のために創刊されたガイドブックみたいなものです。(黒人でも泊まれるホテルなどが載っている)
こんな本が創刊されるぐらい悲白人の公然たる差別が行われている時代でした。
皆さんぜひみてみてくださいね!!
じゃあまた!